原口直の一歩先ゆく音楽教育のブログ

教育・知的財産権・GIGAスクールなどの最新ニュース解説やYouTubeチャンネル情報を教員・教育実習生の皆さんへお届けします。

利島村・三宅村・御蔵島村・八丈町でデジタル教育推進

prtimes.jp

 

東京都は島しょ4町村(利島村三宅村御蔵島村及び八丈町)の小中学校を対象とし、デジタル技術を活用した教育の推進を目的に、最新のEdTechサービスやSTEAM教育などの導入促進を進める実証事業を開始しました。

 

大学時代、和太鼓や踊りを見たり習ったりするために伊豆七島の島々には、何度も何度も足を運びました。
卒業してからも観光や友人に会うために、御蔵島以外は行きました。
特に何度も足を運んだ青ヶ島を含む八丈島、そして復興すぐの三宅島は思い出深いです。

 

makiba.work

 

makiba.work

 

島の子どもたちとも交流しました。
進学で親元を離れるという選択肢しかないのは「仕方がない」と当時は思っていましたが、これで何か変わるでしょうか。

 

変わらないかもしれません。
デジタル技術が彼らの生活にどの程度必要なのかはわかりません。

 

子どもたちが選び取ればいいと思います。
きれいな海と山、おいしい魚、かけがえのない人や芸能、空気。変わらなくていい物が、たくさんあるのです。

厚労省の21世紀出生時縦断調査が興味深い

news.yahoo.co.jp

 

こういう調査があることを知りませんでした。興味深い調査結果です。

 

平成22年(2010年)生まれは、現在小学5年生(2021年時点)。
デジタルネイティブGIGA端末は当然手にする、コロナ直撃。

 

中学校の教員は子どもの人生のたった3年間、関わるだけです。
卒業後は子ども側からアクションがない限り、その後を知ることはできません。
附属であっても情報が共有されることはありません。その後が気になる子どももたくさんいます。

 

「調査の概要」に期限が書いていなかったのですが、何歳まで調査するのでしょうか?
どんな大人になるのか。

 

www.mhlw.go.jp

教職課程で知的財産権(著作権)の履修を!

www.yomiuri.co.jp

 

文科省によると、教職課程の中に新たな必修科目として「情報通信技術を活用した教育の理論と方法」を設け、1単位以上の取得を求める。

 

子どもが持つのだから、教員は知識をもつことは必須ですね。
誰が教えるのかもとても大事なこと。現場で実践を重ねている人だといいですね。

 

期待することは当然…知的財産権著作権)です!

 

makiba.work

 

makiba.work

【教員の臨時免許】音楽の先生が音楽以外を教えるとか、よく聞く話です

www.nishinippon.co.jp

 

氷山の一角でしょう。
音楽科の先生で音楽以外を教えたなんて、よく聞く話です。
地域によっても状況は異なるとは思いますが、教員不足はどの自治体でも同じです。

 

「またげそうな校種教科」と「絶対にまたげない校種教科」がありそうです。
人にもよるかもしれませんが、中高音楽科の免許を持っている自分自身の経験と感覚からすると、

 

「またげそうな校種教科」
小学校音楽専科(高学年に限る)
特別支援学級

 

「絶対にまたげない校種教科」
それ以外

 

やっぱりまたげない方が多い!
当然と言えば当然です。それくらい専門性が違いすぎるのです。

 

「またげそう」と書きましたが、中学1年生は大歓迎でも、小学校6年生はだいぶ無理をします。

 

取得する免許を選ぶ際=大学を選ぶ際に自分の適性は考えています。
たまに参観やアシスタントティーチャーで小学生と接することもありましたが、毎回「やっぱ無理」でした。

 

もちろん子どもが悪いのではないですよ!
こちらの心持ちや適性の問題です。

 

makiba.work

 

黒子の作曲家

president.jp

 

中学校での著作権教育では印税を入口にして実践していましたが、「岡崎かな多」さんのお名前は存じ上げませんでした。
演奏家が注目され、演奏家=作詞・作曲者も多い中で、プロデューサーは別として作詞・作曲の専門家が表に出ることはあまりありません。

 

専門家がもっと注目されてもいいなと感じた理由は筒美京平さんです。亡くなってから色々知ったのが遅すぎました。

 

今を生きる専門家。
今を生きる音楽を作る人に注目していきたいです。

 

makiba.work

部活動の外部委託を経済産業省が本気で考えてます

www.meti.go.jp

 

部活動を外部に委託することを“経済産業省”が本気で考えています。
部活動を指導したい人は、これからは教員ではなく部活動指導員を目指すことになります。

 

東京都の資料によると令和2年度中学校では588人、都立学校では600人の部活動指導員の方が学校で活躍してくださっています。

部活動指導員さんには「専門的な技術指導」の他にも「休日の大会引率」を任せることができます。この引率が任せられるというのは、今までなかったことです。

 

f:id:haachang:20210718141329p:plain

 

経済産業省の考えで印象的だったのは「ボランティアではなく、対価をきちんと払う」ということです。

 

以前、久保田慶一先生の著書で「音楽の演奏をボランティアにしない」という言葉に納得したことがあります。
音楽を身につけるために少なくない時間と努力、金額をかけているということ。また、誰かがボランティアにすると、次の人以降もボランティアにしなければいけないということが理由として挙げられていました。

 

 

かねてから話している「音楽科」と「音楽家」の違い。
「家」の技術を生かす場に拡がっていくと、大きなマーケットになりますね。

 


www.youtube.com

 

makiba.work

 

 

音楽産業はどれくらい「デカい」のか?

diamond.jp

 

アメリカの場合ですが、音楽業界は…小さい。
スポーツとタバコには全く歯が立ちません。

 

日本人選手の活躍の影響で、アメリカの野球中継を観る機会が増えました。
あおってあおって、あおりまくって「プレイボール」までいったい何分かかるのか…もう「ショー」ですね。

野球選手をベースボールアーティストに昇華させる方法が、本当にうまいなと感じます。
選手はどう思っているのでしょう?…

 

makiba.work