利島村・三宅村・御蔵島村・八丈町でデジタル教育推進
東京都は島しょ4町村(利島村、三宅村、御蔵島村及び八丈町)の小中学校を対象とし、デジタル技術を活用した教育の推進を目的に、最新のEdTechサービスやSTEAM教育などの導入促進を進める実証事業を開始しました。
大学時代、和太鼓や踊りを見たり習ったりするために伊豆七島の島々には、何度も何度も足を運びました。
卒業してからも観光や友人に会うために、御蔵島以外は行きました。
特に何度も足を運んだ青ヶ島を含む八丈島、そして復興すぐの三宅島は思い出深いです。
島の子どもたちとも交流しました。
進学で親元を離れるという選択肢しかないのは「仕方がない」と当時は思っていましたが、これで何か変わるでしょうか。
変わらないかもしれません。
デジタル技術が彼らの生活にどの程度必要なのかはわかりません。
子どもたちが選び取ればいいと思います。
きれいな海と山、おいしい魚、かけがえのない人や芸能、空気。変わらなくていい物が、たくさんあるのです。
厚労省の21世紀出生時縦断調査が興味深い
教職課程で知的財産権(著作権)の履修を!
文科省によると、教職課程の中に新たな必修科目として「情報通信技術を活用した教育の理論と方法」を設け、1単位以上の取得を求める。
子どもが持つのだから、教員は知識をもつことは必須ですね。
誰が教えるのかもとても大事なこと。現場で実践を重ねている人だといいですね。
【教員の臨時免許】音楽の先生が音楽以外を教えるとか、よく聞く話です
氷山の一角でしょう。
音楽科の先生で音楽以外を教えたなんて、よく聞く話です。
地域によっても状況は異なるとは思いますが、教員不足はどの自治体でも同じです。
「またげそうな校種教科」と「絶対にまたげない校種教科」がありそうです。
人にもよるかもしれませんが、中高音楽科の免許を持っている自分自身の経験と感覚からすると、
「またげそうな校種教科」
小学校音楽専科(高学年に限る)
特別支援学級
「絶対にまたげない校種教科」
それ以外
やっぱりまたげない方が多い!
当然と言えば当然です。それくらい専門性が違いすぎるのです。
「またげそう」と書きましたが、中学1年生は大歓迎でも、小学校6年生はだいぶ無理をします。
取得する免許を選ぶ際=大学を選ぶ際に自分の適性は考えています。
たまに参観やアシスタントティーチャーで小学生と接することもありましたが、毎回「やっぱ無理」でした。
もちろん子どもが悪いのではないですよ!
こちらの心持ちや適性の問題です。
部活動の外部委託を経済産業省が本気で考えてます
部活動を外部に委託することを“経済産業省”が本気で考えています。
部活動を指導したい人は、これからは教員ではなく部活動指導員を目指すことになります。
東京都の資料によると令和2年度中学校では588人、都立学校では600人の部活動指導員の方が学校で活躍してくださっています。
部活動指導員さんには「専門的な技術指導」の他にも「休日の大会引率」を任せることができます。この引率が任せられるというのは、今までなかったことです。
経済産業省の考えで印象的だったのは「ボランティアではなく、対価をきちんと払う」ということです。
以前、久保田慶一先生の著書で「音楽の演奏をボランティアにしない」という言葉に納得したことがあります。
音楽を身につけるために少なくない時間と努力、金額をかけているということ。また、誰かがボランティアにすると、次の人以降もボランティアにしなければいけないということが理由として挙げられていました。
かねてから話している「音楽科」と「音楽家」の違い。
「家」の技術を生かす場に拡がっていくと、大きなマーケットになりますね。