部活動の外部委託を経済産業省が本気で考えてます
部活動を外部に委託することを“経済産業省”が本気で考えています。
部活動を指導したい人は、これからは教員ではなく部活動指導員を目指すことになります。
東京都の資料によると令和2年度中学校では588人、都立学校では600人の部活動指導員の方が学校で活躍してくださっています。
部活動指導員さんには「専門的な技術指導」の他にも「休日の大会引率」を任せることができます。この引率が任せられるというのは、今までなかったことです。
経済産業省の考えで印象的だったのは「ボランティアではなく、対価をきちんと払う」ということです。
以前、久保田慶一先生の著書で「音楽の演奏をボランティアにしない」という言葉に納得したことがあります。
音楽を身につけるために少なくない時間と努力、金額をかけているということ。また、誰かがボランティアにすると、次の人以降もボランティアにしなければいけないということが理由として挙げられていました。
かねてから話している「音楽科」と「音楽家」の違い。
「家」の技術を生かす場に拡がっていくと、大きなマーケットになりますね。